愛犬のためにできること
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ワンちゃんを抱いたり、なでなでしたりするスキンシップやブラッシングなどのお手入れから得られる情報を見逃してはいけません。ノミ、マダニが付着していないか、被毛のハリツヤなど毎日のコミュニケーションを兼ねて、ワンちゃんの体に異常はないかチェックしましょう。
皮膚は「全身の鏡」と言われ、健康状態を反映しています。スキンシップを兼ねて、愛犬の健康状態をチェックしましょう。
お尻のまわり、足の裏など汚れやすい場所はきれいに拭いてあげましょう。このほかにも目のまわりや、皮膚の汚れなど気になる部分は拭き取るようにします。
全身が濡れていると、普段被毛に隠れて見えない体の状態がよく分かります。洗いながら何か異常はないか、チェックしてみましょう。濡れたままでいるのは体が冷えて負担になります。手早く乾かしましょう。
肛門の下にある肛門嚢にはニオイの強い分泌物がたまります。ワンちゃんによっては分泌物を排泄することが出来ず、皮がむけたり、化膿してしまうことも。
シャンプーや動物病院に行ったとき、肛門嚢から分泌物を絞り出してあげましょう。しっぽを持ち上げ、肛門の下左右を親指と人差し指で挟み、押し上げるように絞ります。
目のまわりに付着したゴミやホコリは、水を含ませたガーゼや脱脂綿でまめに拭き取ります。耳は、特に垂れ耳の犬種は注意が必要です。ニオイや汚れがひどいときは市販の耳洗浄用のローションで耳を洗い、浮いた汚れを脱脂綿で拭き取ります。爪もマメに切って、伸びすぎないよう注意してください。