ケアしてあげたいポイントは
アレルギーになりやすい敏感な皮膚
陽気で天真爛漫なフレンチブルドッグ。ペチャっとつぶれた鼻と、コウモリが羽を広げたような耳が特徴的。遊ぶのが大好きで、愛情豊かで人懐っこい性格です。ケアしてあげたいポイントは、アレルギーになりやすい敏感な皮膚の健康維持です。また、フレンチブルドッグは、腸の内容物が発酵しやすく、腸内環境が悪くなりやすい為、腸内環境の健康維持も気を付けてあげましょう。
ラインアップ:1.7kg
敏感な皮膚の健康に配慮
食物アレルギーに配慮し、アレルゲンとなりにくいチキン、ターキー、米を厳選。皮膚の健康維持に、ビタミンB群を配合し、オメガ-3脂肪酸を含有(フィッシュミール・緑イ貝由来)。
腸内環境の健康を維持
ビートパルプとイヌリン(水溶性食物繊維)を適切にブレンドし配合。腸内環境の健康をサポートし健康的な便に。
関節の健康維持
グルコサミン・コンドロイチンと、EPA などのオメガ-3脂肪酸を含む緑イ貝粉末を配合。
フレンチブルドッグが食べやすいX型の粒
粒を食べることが難しい短頭犬種であるフレンチブルドッグに合わせた粒。
健康を保ち免疫力維持
ビタミンC、ビタミンE、タウリン、β-カロテン・リコピンの豊富なトマトパウダー、ルテイン豊富なマリーゴールドなどの抗酸化成分の適切なバランスによる配合で健康を保ち、免疫力維持をサポート。
目の健康をサポート
アントシアニンを含むブルーベリーにビタミンA・B群も配合。目の健康維持に配慮。
お口の健康維持
X型の粒。噛むことで歯垢・歯石の蓄積を防ぐ。
ブリーダーアドバイス
日常の生活できちんとした”しつけ”を
フレンチブルドッグは、遊びやスポーツが大好きです。しつけは、幼少の時から日常の生活の中で良し悪しの区別をはっきり教えて下さい。
フレンチブルドッグの原産国はその名の通りフランスです。1880年代頃、パリのブリーダーがイングリッシュ・ブルドッグに、パグや小型のテリアを交配して、現在のフレンチブルドッグが生まれたとされています。その愛くるしい姿から、フランスの上流階級や芸術家の世界で受け入れられ、急速に人気になったと言われています。
犬と人間の歴史を振り返ってみると、石器時代に狼を「警戒用の番犬」として餌付けしたことに始まると考えられています。狼には集団で狩りをする習性があり、リーダーと、その指示に従って働く立場とに役割が明確に分かれていました。この習性は、狼から家庭で飼われる犬へと改良、進化を重ねてきた現在でも変わることはありません。つまり、犬にとっては家の中でも頼れるリーダーに従い、仲間(家族)とのコミュニケーションのとれる暮らしこそ、安らかで充実した毎日を送れる環境なのです。
フレンチブルドッグは、社交的で非常に活発な性格。動きは俊敏で、遊びやスポーツが大好きです。また、人懐こく、穏やかで、甘えん坊な性格である為、飼い主に抱かれたり、寄り添うことに幸せを感じます。非常に利口な為、トレーニングをすれば高度な遊びも可能な程です。愛想がよく、ほとんど吠えない為、誰とでも仲良くなれる愛らしい犬種です。
ブリーダーアドバイス
日常の生活できちんとした“しつけ“を
フレンチブルドッグは、遊びやスポーツが大好きです。人懐こく、穏やかで甘えん坊な性格である為、ついつい甘やかしてしまいがちです。甘やかしてしまうとわがままになり、人の言うことを聞かなくなります。しつけは、幼少の時から日常の生活の中で良し悪しの区別をはっきり教えて下さい。
愛犬にはつい甘くなって、おやつを与えすぎてしまっていませんか?スタンダード(犬種標準)を目安に愛犬の状態をチェックしましょう。肥満は犬の身体の負担になるものです。日頃から体型についても注意しておきましょう。
目 | 色はダークでかなり大きく、十分な丸みを帯び、僅かに出目。 |
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鼻 | 幅広で大変短く、上を向いているしし鼻。 |
口 | 下顎が前方に出ている。アンダーバイトで噛み合わせは悪い。 |
耳 | 「バット・イヤー(こうもり耳)」と言われる大きな立ち耳。 |
ボディ | 筋肉質で骨格のしっかりしたコンパクトな体躯。 |
脚 | がっちりした四肢を持つが、前脚はやや外向き。 |
しっぽ | 自然な短いしっぽ。 |
アドバイスをいただきました
●花房正男さん(トップブリーダー/千葉在住)
1990年にフレンチブルドッグの繁殖を始め、1996年JKC富里(旧成田)フレンチブルドッグクラブ設立。AKC.フレンチブルドッグアメリカメンバー。数多くのチャンピオン犬の誕生に貢献している。2008年、2009年にブリーディングアワードを受賞。
獣医師アドバイス
敏感な皮膚の健康に配慮して
フレンチブルドッグは、肌がデリケートなので、皮膚のチェックは欠かさないようにしましょう。シャンプーのしすぎも肌トラブルの元になります。
犬は我慢強いうえに、人間のように痛みや苦しさを言葉で訴えることができません。フレンチブルドッグは、アレルギーによる皮膚のトラブルが発生しやすい犬種と言われています。また、胃腸が敏感である為、腸内環境もケアしてあげましょう。更に、前脚がやや外向きに開いている為、関節に負担がかかりやすく、関節の健康もケアしてあげましょう。愛犬の異常にすばやく気づくためには、普段からコミュニケーションをしっかりと図り、便の状態や体重などをチェックしておくとよいでしょう。
症状に思い当たる場合は、様子を見て病院へ。
耳をかく・首や耳を振る・耳アカが多い
細菌や真菌の感染やアレルギーなどが原因で起こる病気。耳の中がベタベタし、かゆみが起きたり、汚れがひどくなったりします。予防法は耳の中を清潔にしておくこと。原因が食物アレルギーの場合には、低アレルギー性のタンパク質を使用した食事などを選びたいものです。
皮膚が腫れる・赤くなる・傷ができるほどひっかく
化学物質、食べ物、植物などに体が過敏に反応したり、ノミなどに刺されることでかゆみや発疹、脱毛などが起こります。かゆくて噛んだりひっかいたりした傷で二次的な細菌感染がおこることも。ノミが原因の場合は、ノミの成虫駆除とともに、環境を含めてノミ対策をすることが大切です。また、アレルギーに配慮した食事選びなども必要でしょう。
涙や目ヤニが多く出る・瞼の内側が充血する
目のまわりの毛やホコリなどの異物が目に入ったり、細菌などに感染することで結膜が炎症をおこす病気です。瞼の内側が充血して涙や目ヤニがでます。目に異物が入らないように注意して上げましょう。
獣医師アドバイス
ワンちゃんの健康な状態をチェックしておきましょう
普段の体重や、体温、心拍数、呼吸数を、日頃から計っておきましょう。体調が悪い時には、これらのどれかが、異常を示すことがままあります。食欲、尿の量、便の固さなどのチェックもかかさず行うようにしましょう。体重や平均体温などは、あくまでも目安です。数値が当てはまらないからといって神経質になりすぎないように。
体温調整に注意して、肥満や皮膚の健康に配慮してあげましょう
フレンチブルドッグは活発で散歩好きですが、特に暑さに弱いので、散歩に行く時間帯は注意しましょう。また、皮膚がとても弱く、デリケートなので、アレルギーに配慮した食事選びを心がけましょう。そのほか、食欲旺盛な為、太りやすいので食事の管理は徹底するようにしましょう。
飼い主さんの感覚を大切に
普段の生活の中でワンちゃんと一番長く接しているのが、飼い主さんです。本やインターネットなどの情報を参考にしながら、日頃の生活で「いつもと違う」と感じた時には、動物病院に相談するようにし、人間と同じく早期発見早期治療を心がけましょう。
フレンチブルドッグは、食欲が旺盛で肥満に気を付けたい犬種です。肥満は、腰や脚、心臓への負担を大きくし、糖尿病をはじめさまざまな臓器の疾患と結びつきやすくなります。肥満は毎日の食生活や運動の管理次第で防げるものです。愛犬がいつまでも健康で元気な日々を送れるよう、しっかりした健康管理を心がけてあげましょう。
体型チェック
愛犬を上から見たときの形で、太りすぎかどうかがわかります。
太りすぎ
肩幅から腰幅へのラインが、楕円のような状態。腰のくびれがなく、身体に触れても肋骨や背骨が感じられない。
標準
肩幅から腰幅へのラインが腰の部分でくびれているのが見た目でわかる。肋骨の位置をさわると脂肪の下に骨を感じる。
やせすぎ
腰がひどくくびれている。肋骨も背骨も浮いて、見ているだけで位置がわかる。
●カロリーを落とす工夫を
食事の回数を減らしたり、1回の食事の量を減らしたりなど、摂取カロリーを落とす工夫が必要です。
●きちんと運動すれば太らない
まずは現在の運動量を確認してみましょう。運動不足ならば、定期的な運動をきちんと行うことで効果が上がるでしょう。ただし急激な運動は脚や腰を痛めることもあり、逆効果です。水泳は身体に体重の負荷がかからないのでオススメです。
●ゆっくり続けるのが成功のコツ
急激にダイエットをすると、毛のツヤが悪くなったり、栄養的にも身体に支障をきたすことがあります。焦らずにゆっくり続けるようにしましょう。
【注意】
同じ犬種でも、体型はさまざまです。標準体重を超えているからといって一概に太りすぎとはかぎりません。あくまでも愛犬の様子と骨格、脂肪のつき方で判断してあげてください。よくわからない場合は、病院で相談してみるのもよいでしょう。
獣医師アドバイス
アレルギーに配慮して
フレンチブルドッグは、アレルギーによる皮膚の炎症が多い犬種と言われています。食べさせる食事には、十分に気を付けましょう。
フレンチブルドッグは皮膚の炎症に気をつけてあげたい犬種です。アレルギーから皮膚の炎症が起こることもあります。毎日のケアで愛犬の状態をチェックするとともに、低アレルギー性のタンパク質を使用した食事にするなどの工夫も大切です。食事は毎日決まった時間、決まった場所で、必要な量だけ与えましょう。
食事の量
ドッグフード記載の給与量を目安に、愛犬の運動量などを考慮して量を加減しましょう。原則は腹八分目。与えた量を犬が一気にたいらげ、もう少し食べたそうな様子を見せるくらいが適量です。
ポイント
一定の時間が過ぎたら、たとえ食べ残しがあっても器は片づけましょう。
タイミング
成犬ならば1日2~3回、朝晩が目安です。
適量の見分け方
翌日の便で確認します。取り上げた時に下に少し跡が残るくらいの軟らかさが目安。便が軟らかすぎるなら与えすぎ、ポロポロと固まるなら量不足と考えられます。
たまねぎ・ねぎ・ニンニクなど
下痢や嘔吐の原因に。さらに、貧血、黄疸のもとに。
タコ、イカ、きのこ類、ナッツ類
消化不良を起こしがち。
チョコレート
けいれんや嘔吐の原因に。
しつけや訓練のご褒美におやつとして与えるなら効果的です。また、歯磨き効果のあるおやつもありますが、与える場合は1日のカロリーの10%以内にしましょう。
獣医師アドバイス
アレルギーを抑えた食事選び
フレンチブルドッグは、アレルギーによる皮膚の炎症が多い犬種と言われています。食べさせる食事には、十分気を付けましょう。毎日のケアで愛犬の状態をチェックするとともに、低アレルギー性のタンパク質を使用した食事にするなどの工夫も大切です。
ドッグフード購入の際には、パッケージに「総合栄養食」の表示があるものを。ドライフードの場合、風味や鮮度を考えて、開封後1カ月程度で食べきれる大きさのパッケージを選ぶとよいでしょう。また、酸化しやすい物なので保管する際は密閉容器を使用したり吸湿剤を利用しての保存が望ましいです。
ブリーダーアドバイス
散歩の時間帯には気を付けて
フレンチブルドッグは、短頭種なので暑さが苦手な犬種です。散歩に行く時間帯には気を付けましょう。
ブラッシングは毛並みを美しく整えるだけでなく、ノミやダニ、ホコリなどを取り除き、皮膚の血行を促 します。外から汚れをつけてくる散歩の後などに、必ず行いましょう。特に、春~初夏、秋~冬にかけての換毛期は大量に毛が抜けるので、普段以上に念入りに ブラシをかけましょう。
フレンチブルドッグは、毛が短い為強くブラッシングをすると、皮膚を傷める可能性があります。したがって、散歩の後は粗い布でこするように拭いてあげましょう。
シャンプーは2週間に1回が目安です。体調のよいときを見計らって、手際よく短時間で仕上げましょう。始める前に、毛玉やもつれ毛を手でときほぐし、全身をブラッシングしておくとシャンプーがしやすくなります。
また、毛をしっとりと仕上げるなら、リンス剤に2~3滴のオイル(アーモンドオイルやホホバオイル、椿オイルなど)を入れ、泡立て器でよく混ぜてから使うとよいでしょう。
肛門の下には「肛門嚢」という袋があり、においの強い分泌物がたまります。そのままにしておくと炎症などを起こすことも。特に小型犬は、分泌物がたまりやすいので、シャンプーの前に絞り出してあげましょう。しっぽを持ち上げ、肛門の下左右を親指と人差し指で挟み、押し上げるように絞ります。絞りやすいように、あらかじめ肛門まわりの毛をカットしておきましょう。
愛犬の健康を維持するために、毎日のチェック&ケアはとても大切。きちんと続けることは病気の早期発見にもつながります。
目
毎日のコミュニケーションのなかで目ヤニやホコリ、ゴミなどがついていないかを確認します。汚れは水を含ませたガーゼや脱脂綿で拭き取ります。薄めたホウ酸水や生理食塩水、犬用目薬でもOKです。但し、ステロイド含有の目薬は長期間の使用や多用は控えたほうが安全です。
耳
週に1回くらいが目安ですが、チェックしてみて汚れていれば掃除のタイミング。市販の耳用ローションをコットンに含ませ、指に巻いて外耳と内耳の汚れを拭き取ります。あまり中まで指を入れすぎないように注意して。
歯
歯周病予防のためにも毎日歯磨きをしましょう。市販の犬用歯ブラシか、コットンやガーゼに犬用歯磨きペーストや水やスープをつけて磨きます。
足の裏
パッドの間のはみ出た毛をハサミでカットします。足の周りは足先に向かって三角形になるようにスキハサミで整えます。運動量や散歩する場所などによって伸び方に差があるので、まめにチェックするようにしましょう。
爪
足の裏同様、運動量や散歩する場所などによって伸び方に差があります。まめに確認し、伸びていたら切るようにします。カットするときは後脚から始め、指を1本ずつ根元から押さえ、血管を傷つけないように注意しながら切ります。切りすぎて出血した場合に備えて、止血剤を用意しておきましょう。自信がなければ病院やトリマーさんにお願いしてもいいでしょう。
フレンチブルドッグは、短頭犬種であり、暑さに弱い為、散歩をする際は散歩の時間帯には気を付けましょう。
運動の量は、体格や年齢、環境、食事などによって違います。犬の様子を見ながら調整しましょう。
散歩の時間、コースは決めないように。習慣になってしまうと、行けないときのストレスが大きくなってしまいます。
愛犬が好きな方向に進もうとリードを引っ張ったら、方向転換をしたり立ち止まるなどして、犬の思い通りにならないように。散歩中、路上にはさまざまな障害物があったり、人や自転車が急に飛び出てくることも。何かのハプニングで愛犬がケガをしないためにも、自分勝手な行動をとらないように“しつけ”はしっかりしておきましょう。
ブリーダーアドバイス
散歩に行く時間帯には気を付けて
フレンチブルは、短頭種なので、暑さが苦手な犬種です。近年の気候では、5月頃から11月頃迄熱中症で命を落す時もあります。また、軟口蓋の犬は特に熱さには十分注意が必要です。散歩に行く時間帯には気を付けましょう。
原材料
とうもろこし、米、チキンミール、さとうもろこし、ターキーミール、コーングルテン、鶏脂、チキンエキス、シュガービートパルプ、ひまわり油、家禽類、イヌリン、フィッシュミール、トマトパウダー、マリーゴールド、ブルーベリーパウダー、緑イ貝粉末、STPP (トリポリリン酸塩)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、鉄、銅、ナトリウム、ヨウ素)、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(BHA、BHT、クエン酸、ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)
保証成分値
タンパク質:24.0%以上、脂質:13.0%以上、粗繊維:5.0%以下、灰分:10.5%以下、水分:10.0%以下
その他の含有成分
カルシウム:0.87%以上、リン:0.72%以上
代謝エネルギー
100gあたりの代謝エネルギー: 357 kcal
総合栄養食
本品は、ペットフード公正取引協議会の定める分析試験の結果、総合栄養食であることが証明されています。
AAFCO栄養基準
本品は、AAFCO(米国飼料検査官協会)規定の分析試験により、成犬の健康維持に適したバランスの良い総合栄養食であることが証明されています。
原産国
オーストラリア
給与方法
犬の体重 | 1日の食事量の目安 | カップ数の目安 (200ml) |
---|---|---|
6.0kg | 105g | 1.4カップ |
7.0kg | 115g | 1.6カップ |
8.0kg | 130g | 1.7カップ |
9.0kg | 140g | 1.9カップ |
10.0kg | 150g | 2.0カップ |
11.0kg | 165g | 2.2カップ |
12.0kg | 175g | 2.3カップ |
13.0kg | 185g | 2.5カップ |
14.0kg | 195g | 2.6カップ |
15.0kg | 205g | 2.8カップ |
16.0kg | 215g | 2.9カップ |